はじめに
スマートウォッチとは一線を画す、指輪型のウェアラブル端末「RingConn（リンコン）第2世代スマートリング」。
私は2025年4月末から約1か月間、毎日このリングを着けて生活してみました。この記事では、実際に使って感じた“良いところ”と“改善が必要な点”を、健康ガジェット好きな一人のユーザーとして率直に感じた事をレビューします。
購入2週間後のレビューはコチラ
RingConnってどんなスマートリング？
まずは簡単にRingConn第２世代の主な特徴を紹介します。
- 睡眠モニタリングの高度なAI分析
→ 心拍、呼吸、HRV、深い眠りの時間などを自動記録 - 驚くほど軽く、装着感を感じにくい
→ 厚さ2mm、重さ2〜3gで、就寝時もストレスフリー - バッテリー性能が桁違い
→ リング単体で最大12日間、専用ケース併用で最長150日 - スマホアプリと連携し健康管理が可能
→ 心拍数・血中酸素・ストレス・活動量・月経周期まで一括管理 - IP68の防水性能
→ お風呂、運動中、睡眠中も安心して装着可能
私は基本的に入浴時のみ外して使用しています。理由は、防水とはいえ海水やシャンプー類による故障リスクを避けたいからです。iPhoneやApple Watchで「防水だから大丈夫」と海で使って壊れた知人いたので、防水性能の限界には慎重派です。※防水＝海水OKでは無いので要注意です！
比較：他のデバイスとの測定精度は？
私はウォーキング中、以下の3つのデバイスを併用しています。
- Google Fit（Pixel 9 Pro）
- CASIOスマートウォッチ（DW-H5600-2JR）
- RingConn第2世代
歩数やアクティビティの測定値は、3つのデバイス間で微妙に差が出ます。
「どれが一番正確なのか？」という問いには、今のところ明確な答えは出せません。日常使いの健康管理としては「ざっくり把握」でも十分だと思っていますが、数値を厳密に追いたい方には誤差が気になるかもしれません。
RingConnが一番歩数が多く、CASIOスマートウォッチ（DW-H5600-2JR）が一番歩数が少ない。
2,671歩の差が生じている。
CASIOスマートウォッチ（DW-H5600-2JR）はコチラの記事を参照ください。
CASIOスマートウォッチ（DW-H5600-2JR 商品はコチラ
ポチップ
1か月使って感じた「良いところ」
① サブスク不要＆アプリ完全無料
最近のウェアラブルは月額制アプリが多い中、RingConnは買い切り型でアプリ利用も完全無料。Google Fitとも連携でき、データを一元管理できるのが魅力的です。
② 睡眠測定の快適さが段違い
私はいびきや睡眠の質に不安があり、SAS（睡眠時無呼吸症候群）の簡易チェックができないかと調べてRingConnにたどり着きました。
同じく睡眠測定ができるCASIO DW-H5600-2JRも持っていますが、着けて寝ると違和感が強く、3日も続きませんでした。
その点、RingConnはつけていることを忘れるほど軽く、睡眠の質に影響しません。
実際にアプリのレポートで、「無呼吸症候群の可能性あり」とのコメントが出たときは驚きました。医師の診断を受けるきっかけにもなり得る、ありがたい機能です。
改善してほしい「惜しいところ」
① アクティビティ測定時の接続遅延
アクティビティの手動測定をしようとしたとき、たまに「リング接続中」と表示されて測定開始までに数秒〜十数秒のラグが発生することがあります。
すぐに測定を始めたいときにこの遅延があると、少しストレスです。
② リングを「探す」機能がやや不十分
リングを外して置き忘れたとき、アプリの「リング検索」機能はありますが、光るだけで音は鳴りません。
明るい場所だと光が見づらく、探しにくいです。音が鳴る、もしくはBluetoothの範囲表示があれば助かるなと感じました。
③ 睡眠記録がたまに失敗
ごくまれに、睡眠記録が取得できていない日がありました。アプリとの接続が切れていたのか、詳細は不明ですが、常にバックグラウンドで接続されていて、見たいときにパッと確認できるようになるとより便利です。
総合評価：こんな人におすすめ！
RingConn第2世代は、以下のような方に特におすすめです。
- スマートウォッチの装着感が苦手な人
- サブスク不要でコスパ重視の人
- 睡眠や心拍、血中酸素のデータを気軽に見たい人
- 「寝ている間に身体の異変に気づきたい」と考えている人
まとめ
私がRingConn第2世代スマートリングを1か月使って実感したのは、
「着けていることを忘れる快適さ」と「睡眠測定の精度の高さ」でした。
スマートウォッチでは得られない快適性と精度が、この小さなリングには詰まっています。
もちろん、改善してほしい点はありますが、価格に対して得られる機能と安心感は十分。
今後のアップデートにも期待しつつ、健康管理の新しいスタンダードになると感じました。
