3年前、私は医療機関で働く事務職として普通に仕事に追われる日々を過ごしていました。日中はパソコンとにらめっこ、夜はついついソファでゴロゴロ…。そんな生活が続いていたある日、体重増加が気になり「なんとなく体を動かしたいな」と思い立ち、軽い気持ちで夜ウォーキングを始めました。
最初は「三日坊主にならないように…」と不安でしたが、気づけばもう3年。今では、週に5日、1回約5kmの夜ウォーキングが、私の生活に欠かせないルーティンになっています。
この3年間で、私の心と体には驚くべき変化が訪れました。今日は、そんな夜ウォーキングがもたらした「5つの変化」を皆さんにご紹介したいと思います。もし今、何かを変えたいと思っているなら、夜ウォーキングは最高の選択肢かもしれませんよ!
私の「夜ウォーキング」スタイル|無理なく続けるための小さな工夫
夜ウォーキングを始めるきっかけは、正直なところ、体重増加や仕事のストレスと寝つきの悪さでした。最初は週に1回、短い距離から。それがいつの間にか「週5日、1回5km」を習慣にするようになり、気がつけばもう3年が経ちました。天気が悪い日と週2回のウォーキングを休む日以外は、ほぼ毎日歩いています。
- 頻度: 週5日(基本的に水・土以外)
- 時間帯: 夕食後20時半〜21時半ごろ
- 距離: 1回あたり約5km
- 時間: 約50〜60分
- 場所: 近所で無理なく歩ける範囲
- 休みの日は朝7時~、上記内容でウォーキング ※ビタミンDのため
ビタミンDは丈夫な骨を作る上で必要な成分であり、日光浴で体内にビタミンDが生成されます。
私の住む場所は、夜は車が少なく、波の音や虫の声など、自然の音が心地よいんです。ただ、街灯が少ない場所もあるので、反射板付きのウェアと小型のLEDライトは必須。安全第一で楽しんでいます。
3年間で実感!心と体に起きた5つの確かな変化
実際に3年間続けてみて、体と心に明らかな変化がありました。どれも、私にとってかけがえのない大切な変化です。
先に伝えますが、体重は3キロしか減少していません笑
ウォーキングをすることで食事が美味しくなったことが原因であることは自覚しています笑
1. 寝つきが劇的によくなった!深い眠りがもたらす朝のスッキリ感
以前は布団に入ってもなかなか寝つけず、夜中に何度も目が覚めることもありました。でも、夜ウォーキングを始めてからは、布団に入るとすぐに眠りにつき、朝までぐっすり。適度な運動が心地よい疲労感を与え、夜のリズムが整ったことを実感しています。朝、目覚ましが鳴る前にパッと目が覚める清々しさは、本当に最高です。
2. イライラや不安が減った!心のデトックス効果を実感
日中の出来事や人間関係でストレスを感じた時、夜ウォーキングは私にとって最高のセラピーになりました。イヤホンから流れるお気に入りの音楽を聴きながら、あるいは静かに夜の音に耳を傾けながら、ただひたすら歩く。歩いているうちに、頭の中を巡っていた悩みやモヤモヤが不思議と整理されていくんです。歩くことで頭がスッキリし、気分の波が落ち着いたのを強く感じています。まるで心のデトックスですね。
3. 季節の変化を楽しめるようになった!
夜ウォーキングは、日中の喧騒から離れ、自然との一体感を味わえる貴重な時間でもあります。春には草花の甘い香り、夏には力強いセミの鳴き声、秋には涼やかな風、そして冬には澄み切った満点の星空。普段は通り過ぎてしまうような自然の変化に目が向くようになりました。五感が研ぎ澄まされ、心が洗われるような感覚です。
4. 体力がついた!疲れ知らずで日中の活動も前向きに
「ウォーキングだけで?」と思うかもしれませんが、続けることで確実に体力がつきました。仕事終わった後は疲労で何もできず、休みの日は体がだるく何もできませんでした。それが今では仕事が終わっても日課のウォーキングや休みの日でも朝から元気に起きれるようになりました。また日中の仕事でも、以前のような「昼食後の猛烈な眠気」や「夕方のぐったり感」がほとんどなくなりました。疲れにくくなり、日中の活動も前向きに取り組めるようになったのは、本当に大きな変化です。
5. 何も考えない「無」の時間が持てる!頭をリセットする貴重な習慣
現代社会は情報過多で、常に頭がフル回転している状態ですよね。でも、夜ウォーキング中は、音楽を聴くか、ただひたすら歩くことだけに集中します。これが私にとって、頭をリセットする「無」の貴重な時間になっています。瞑想に近い感覚かもしれません。ウォーキングを終える頃には、心も頭もスッキリとクリアになり、新しいアイデアが浮かぶこともあります。
夜ウォーキングを「続ける」ための私の工夫と愛用グッズ
3年間も続けられたのは、いくつかの小さな工夫があったからこそ。無理なく、楽しく続けるためのヒントと、愛用しているアイテムをご紹介します。
続けるための工夫
- 友達と一緒に歩く:!1人では続かないという人は友達と一緒に歩くのもオススメ!
- 雨の日は潔く休むルールに: 無理は禁物!雨の日や体調が悪い日は、潔く休みます。「無理をしない」ことが、長く続ける秘訣です。
- 歩数や距離を記録: アプリで記録すると、モチベーション維持につながります。私は「Google Fit」や「RingConn第2世代」を活用しています。達成感が目で見てわかるのが嬉しいポイントです。
使ってよかった愛用アイテム
夜のウォーキングでは、安全面と快適さが特に重要です。
- スポーツシューズ: 足にフィットする、クッション性の高いもしくは反発性があるものがおすすめです。最初はクッション性が高いものを履いてましたが、慣れてくると疲れやすくなってきました。買い替える際に反発性のあるシューズを履いてみたところ、非常に歩きやすくなりました。好みによって個人差があるので試着することをおススメします。またウォーキングが習慣化するまでは、あえてシューズを買わずに動きやすいシューズなら何でも良いです。
素人ながらのアドバイスとして
アシックス GT-2000はクッション性が良く、履き心地抜群!
型落ちのサイズがあるものを安くで購入しました。慣れてくるとクッション性の良さが逆に疲れに感じる人がいるかもしれません。
Nike ズームペガサス40はアシックスのGT-2000に比べ反発性があり、足が自然に前にでる感覚になります。

素人の個人の感想なので、他の方のレビューも参考にしながら検討してみてください。
ちなみに夜ウォーキングするので個人的には少し派手めな色をチョイスしています。
- LEDライト&反射タスキ: 暗い道での視認性を高めるため、これは絶対必須アイテムです。自分の身を守るためにも必ず着用しましょう。
- 軽量ウエストポーチ: スマホ、鍵、そして小銭。慣れるまでは水分補給用の小さな飲み物。これらがコンパクトに収まるものが便利です。両手が空くので快適に歩けます。いつ、どこで何があるか分からないため小銭は常備しています笑
夜の散歩で気をつけていること
夜ウォーキングは、いくつか注意していることがあります。
- 車とのすれ違いに注意: 特に交通量の少ない道では、車やバイク、自転車に気をつけましょう。必ず反射材を身につけ、車が来たら立ち止まってやり過ごすようにしています。
- 暗い場所を避ける・人通りのあるルートにする: 防犯面からも、できるだけ明るい道や人通りのあるルートを選んでいます。
- 天気の急変にも対応できる服装で: 気温や天候に合わせウェアをは天気や気温に合わせ、軽量や、撥水加工のウェアを選ぶようにしています。
- 帰宅後はすぐシャワーでリフレッシュ: 汗を流して体を清潔にすることで、より一層リラックスして眠りにつけます。
まとめ|夜ウォーキングは、生活を整える「習慣の土台」
夜の5kmウォーキングは、私にとって「心身のメンテナンス時間」であり、「生活を整える習慣の土台」になっています。
最初は軽い気持ちで始めた習慣でしたが、今では「この時間がないと落ち着かない」と感じるほど。体調やメンタルを整えたい方にこそ、ぜひおすすめしたい習慣です。
特別な道具も、高額なジムの会費も必要ありません。必要なのは、あなたの「一歩踏み出す勇気」だけです。無理せず、自分のペースで。
さあ、あなたも今夜から、夜のウォーキングを始めてみませんか?夜の帳の下で、きっと新しい発見と素晴らしい変化があなたを待っていますよ。