はじめに
「2027年度からAI資格の取得を昇格要件にする」と三菱商事が発表したことで、ビジネスパーソンの間でもAIリテラシーの重要性が急速に高まっています。
私は医療業界で働く文系出身者ですが、2024年にG検定に挑戦し、一発合格することができました。本記事では、AI初心者の私がG検定に合格するまでのリアルな体験を、使用した教材・勉強法・当日の流れまで含めて詳しくお伝えします。
G検定とは?
G検定(ジェネラリスト検定)は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する、AIの基礎知識を問うオンライン試験です。
エンジニアでなくても、ビジネスや企画、営業、医療などの現場でAIを理解し使いこなす力を身につけるための資格として、多くの企業が注目しています。
G検定を受験しようと思った理由
ITパスポート合格をきっかけに、次のステップとしてAIの基礎を学びたいと考えるようになりました。
医療業界でのDX推進やAI活用の話題に触れる中で、文系出身でも「今のうちに知識を身につけておきたい」と感じたのが動機です。
使用した教材と学習リソース
主な使用教材
- 『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』
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最近では問題集の選択肢が増えていますが、当時はそんなに選択肢が無く、「公式」とついてたため
購入しています。
- 『徹底攻略 ディープラーニング G検定 ジェネラリスト問題集 第3版』
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※問題集も同様に選択肢がほとんどありません。ただし、G検定は出題の仕方がちょっと特殊なの で、問題慣れしておくには必須です。
その他のリソース
- YouTube動画(初心者向けAI解説)
- 合格者のブログ・note
- 自作のチートシート ※こちらは後で説明します。
教材は種類が少ないため、レビューを参考に自分に合ったものを選ぶことが大切です。
学習スケジュールと勉強法
学習期間:3ヶ月
1〜2ヶ月目
- 公式テキストを1日1〜2時間ペースで読み進める
- YouTube動画で視覚・聴覚からの理解を補助
3ヶ月目(直前期)
- 問題集を中心にアウトプット強化
- 模擬試験で時間配分に慣れる(ネットで検索した出ます) https://www.jdla.org/certificate/generativeai/issues/
- 自作チートシートで重要用語を整理
会議名や年号など、一見マイナーに見える項目も意外と出題されるため、軽く目を通しておくのがおすすめです。
おそらく、「G検定 合格」等で検索すると目にすると思います。
私はG検定のシラバスに沿って、それぞれの項目に対し出来る範囲で入力しました。その後、テキスト等と照合し、内容を修正するという作業をおこない理解をより深めました。
試験当日の流れと感想
G検定はオンライン形式で、120分間に約200問が出題されます。試験中は自作のチートシートと問題集の経験が大きな助けになりました。
※最近は120分で160問程度になったようです。
想像以上に時間がタイトなので、「1問あたり30秒以内」の意識が必要です。
合格のポイント
- シラバスに沿ったチートシートの作成
- 無理のない範囲での継続学習
- 問題集によるアウトプットの徹底
全体の流れを理解した上で、チートシートにまとめることで知識の整理と定着ができました。

2024年9月7日に受験、9月24日10時1分に合否メールが来ていました。
G検定を終えて思うこと
AIの全体像や用語、活用事例を体系的に学べたことで、今後の仕事にも活かせる土台ができました。
次は「DS検定」を取得し、DX推進パスポート3を目指します。
文系・初心者がG検定に挑戦する際のアドバイス
専門用語に慣れることを恐れない
最初は意味が分からなくても、「なんとなく」理解するだけでOK。繰り返すことで自然に覚えられます。
完璧を目指さず、全体像をつかむ
G検定は出題範囲が広いため、最初からすべてを暗記しようとせず、全体の流れを把握することが先決です。
視覚・聴覚を活用する
動画や図解で視覚的に学ぶことで、文字だけの勉強よりも理解がスムーズになります。
アウトプット重視の勉強法
問題を解く・まとめる・人に説明するなど、アウトプットを通じて知識を「自分の言葉」に変えることが合格の鍵です。
自分のペースを守る
SNSやブログで他人の進捗を見て焦ることもありますが、大事なのは「日々コツコツ」。継続が合格への近道です。
おわりに
G検定は、AIに興味がある社会人・文系出身者にとって、知識の第一歩として最適な資格です。
「難しそう」と感じている方でも、正しいステップと教材で取り組めば、きっと乗り越えられます。この記事があなたのG検定挑戦の後押しになれば幸いです。
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