📚 目次
- はじまりは突然の歯の痛み
- 虫歯治療中に見つかった“黒い影”
- 「含歯性嚢胞」との診断、初めて聞く病名に不安
- 口腔外科での精密検査と診断
- セカンドオピニオンで外来手術を選択
- 実際の手術体験(当日レポ)
- 術後の経過と生活の様子
- 1ヶ月後の再診と完治まで
- まとめ:虫歯と思って油断しないで
1. はじまりは突然の歯の痛み
ある日、右の奥歯がズキズキと痛み出し、数年ぶりに近所の歯医者を予約しました。前回の受診は親知らずの抜歯以来で、ちょっと気が重かったですが、痛みには勝てません。
2. 虫歯治療中に見つかった“黒い影”
診察では虫歯が見つかり、何回かの通院が必要になりました。治療中、レントゲンで気になる影が…。右下の横向きに生えている親知らずの下に、はっきりと大きな黒い円。「これは“含歯性嚢胞”の可能性があります」との説明に驚きました。
3. 「含歯性嚢胞」との診断、初めて聞く病名に不安
「がん…?」という不安が頭をよぎりました。「腫瘍?検査しないとわからないんじゃ…」と質問攻めに。でも先生から「“含”で“がん”とは読みます、癌とは違います」と丁寧に説明され、少し安心。
しかし、嚢胞が大きく顎の骨を溶かしている可能性があり、専門の口腔外科での精査・手術が必要と言われました。
4. 口腔外科での精密検査と診断
虫歯治療後、公立病院の口腔外科を受診。CTとレントゲンを撮影し、医師から「嚢胞が大きく、神経に接触している可能性あり。手術は全身麻酔で入院が必要。約1週間の入院で術後は下唇に痺れが残るかも」と告げられました。
正直、頭が真っ白になりました。
※黄色の〇の箇所が顎の骨が溶けて細くなってる部分です。

5. セカンドオピニオンで外来手術を選択
翌日、職場に相談し、セカンドオピニオンを受けることに。セカンドオピニオン先では「外来でも摘出手術可能」と言われ、ここでの手術を決めました。
6. 実際の手術体験
手術当日。手術と後遺症の説明を受け、同意書にサイン。麻酔を打たれ、手術がスタート。目は覆われ、器具の音が響き緊張しましたが、痛みは麻酔の注射以外ほとんどありませんでした。
手術時間は約1時間半。麻酔の影響で口はしびれ、よだれには血が混じり、脱脂綿を詰めて帰宅。処方された痛み止めと神経の薬を飲み、早めに就寝しました。
7. 術後の経過と生活の様子
- 術後1日目:口が開かず、食事できず。痛みはなし。
- 2日目:顔がパンパンに腫れていてびっくり(笑)。ゼリーで栄養補給。
- 3日目:さらに腫れる(笑)。でも痛みはなく、家でのんびり。
- 4日目:腫れが引き始め、口も少し開くように。軽く食事できた。
- 5日目以降:通常の生活に戻る。
8. 1ヶ月後の再診と完治まで
術後1か月で再診。後遺症もなく、神経の薬も中止に。安心することができました!
まとめ:定期的に歯科受診しよう!
今回のことで学んだのは、定期的に歯医者を受診すること。含歯性嚢胞は珍しいものではないようですが、放置すると顎の骨や神経に悪影響を及ぼすことも。私の場合は顎の骨は溶けていましたが、徐々に戻りつつあります。
そして不安なときはセカンドオピニオンを。患者という立場上、不安は必ずあります。実際、納得できる医師の説明が受けられると少しは安心できます。
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